2016年 03月 17日
ギリギリセーフ… |
昨日の夕方のお散歩時のことです。
人通りが多めのショッピングセンター近くを歩いていたのですが、スマホ操作がしたくなって、ちょうどショッピングセンターの入り口近くにあるベンチのところで立ち止まりました。
チルたん連れでは立ち止まっているだけで人の通行の邪魔だし、歩道を逸れてベンチのそばに行き、そこでスマホを出して操作しようと目を画面に落として3秒後くらいでしょうか。
ちゃぷちゃぷという水音がしました。
ギョッとしてとっさにチルたんを引き寄せ、「なにしてんのっ!?」と見たら口から胸元に垂れる雫が見えて。
その後ろに屋外用の灰皿が設置されていたことに初めて気付きました。円筒形の、最上部が平たいお皿状になっていて、まんなかに穴が開いていて、下に吸い殻を受ける水入れが付いているタイプです。
高さはちょうどチルたんの口が余裕で届くくらい。そしてその側面にも水滴が垂れていました。
立ち止まったのは、喫煙所でもある休憩所だったのです。
チルたんにとびつき口をこじ開けて中をのぞくと、ツンとヤニ臭いニオイ。総毛立つとはこのことでしょうか。ゾッとして、嫌がるのを押さえつけて口の中をさらに見ましたが、形のあるものはなにもなし。時間的にも性格的にも状況的にも吸い殻などの固形物を丸呑みにしたとは思えない。けど、ヤニ臭い。雫が垂れていたのだから、なにか飲んだ?
どのくらいなにを飲んだか?頭の中がぐるぐるしましたが、お散歩バッグの中に入れてあるお水ボトル(道端でチッコした時の洗い流し用)をつかみ出して、嫌がるチルたんの口の中に噴射しまくり、とりあえずニオイがしない程度まで洗い流しました。
吐かせる?胃洗浄?どちらにせよ素人では無理です。その場でかかりつけ病院に電話で連絡を取り、速攻で急行しましたが、それでも病院の診察室に入れたのは灰皿のそばで気づいてから30分後くらい。
先に電話で説明してあったので、病院でも診察室が空いた途端に順番とばして診てくれました。
担当の先生に状況説明をしたところ「もし深刻な量のニコチン摂取していたら、もう症状出てきてるはずなので」だから深刻な量ではないと思う、多分微量で済んだのではないかと言われました。
吸い殻を食べたのなら催吐させてすこしでも吸収抑止をはかるところだけど、摂取したのが水分だけだということなら吐かせてもおそらくあまり意味がない。
それより、吸収された場合の症状緩和と代謝の促進のために皮下点滴で水分を補ってやり(経口での摂取だと、消化管の中で先に進むのが早まり、吸収も早まる可能性があるのでできるだけ今は飲ませたくないとのこと)、さらに吸着剤を使ってできるだけ吸収抑止をはかる、という方法をとることにしました。状況的に、灰皿の真ん中の穴から下の吸い殻の煮出し汁のようなものを舐めたというより、灰皿面にたまっていた微量な水分(灰皿掃除の時に流した水かなにか?と少量の灰の混じったもの?)を舐めたのではないか、と。
ヤニのニオイがしたのは間違いないので、少量口にしたのは確かだろうけれど、チルたんくらいの体格の子であれば無症状で済むかもしれない、とのことでした。
幸い、錠剤の吸着剤(活性炭)をチルたんはおやつと思い込んでほとんど自主的に食べてくれ、残りは強制投与で飲ませることができました。
閉院時刻まで病院の駐車場でそのまま待機して急変に備えましたが、当のチルたんはへっちゃらな顔。吐き気も下痢も体の震えも、つまり中毒症状はなにも出ず、無事に帰宅できました。
病院の先生からは「大体、摂取から4時間経過して無症状なら、普通に生活して大丈夫です。それまでは絶食絶水で経過を観察してください」と言われていたので、夜の10時過ぎまでお水もご飯もなしで様子見しましたが、これも難なくパス。
チルたん自身は、なんとしてもご飯が食べたいとひたすら母ちゃんに直訴しまくりの元気いっぱい。
一つ間違えば命を落としかねなかったことでしたが、なんとかギリギリセーフで切り抜けられたようでした。
それにしても、いくら夕暮れ時で周りが見えにくくなっていたとはいえ、灰皿があるのに気づかないとか、母ちゃんがつくづく不注意でした…。
普段チルたんを待機させる時には地面をざっとチェックして、吸い殻はもちろん犬のフンやら木切れやら石ころやらゴミやら、間違って口にしそうなものがないかどうかは必ず見ているのに。そんなの、もう習い性になるくらいやってるのに。なぜ気づかなかったかなぁ。
というか、屋外用の灰皿の天面に余裕で口が届く(というか、顎をのせてもたれることができる)体高なんだよね。今までの二頭ちゃんでは警戒したことのないことが、チルたんには普通に悪気なくできてしまう。それだって、わかっていたはずのことなのに。
そして、いくら普段はお利口さんで手がかからない子だと言っても、やっぱりチルたんはまだ1歳半にもならないパピっ子レトリバーなんだということです。
なまじっか落ち着きがあってお利口さんなので、月齢相応のいたずらをするということがあり得るんだと今更思い知った気がします。
不幸中の幸い、高すぎる授業料を払う羽目にはならなくて済んだので、今後はもっと注意してあげたいと思います(´・_・`)
つくづく、母ちゃん猛省です。とりあえずチルたんに大きなダメージがなくて本当に良かった。
報せを聞いて急ぎ帰ってきてくれた父ちゃんと、反省会をしながらの夕食タイムでした(´・_・`)
一晩過ぎてもチルたんは元気。
お昼頃に、活性炭混じりの黒いウンチはしましたが、目に見える影響はそれだけでした。
お天気が良くなったので、相模っ子なら相模川水系にも慣れなくちゃとお試し川岸に連れて行きましたが、ここでもちゃんとお利口さんでモデルをしてくれました。
小倉橋の優美なアーチを背景に。
暑くなるかもと思って日除けTシャツを着せて行きましたがそれでも足りず、初濡れTシャツ装備になりました。
でも、このポイントでは津久井湖下流だけに水質がイマイチでちょっと泳がせるには向かない感じ(⌒-⌒; )
もうちょっと上流か道志川くらいまで行かないとダメかなぁ、やっぱり。
ここからさらに下流にあるキャンプ場には、昔は泳げるプールみたいなポイントがあったんだけどね。そこも流れが変わって台風とかで埋まっちゃって、使えなくなっちゃったんだよね。
(考えてみれば、下流なんだから水質はこことどっこいなのは推して知るべしなんだけど(⌒-⌒; ))
人通りが多めのショッピングセンター近くを歩いていたのですが、スマホ操作がしたくなって、ちょうどショッピングセンターの入り口近くにあるベンチのところで立ち止まりました。
チルたん連れでは立ち止まっているだけで人の通行の邪魔だし、歩道を逸れてベンチのそばに行き、そこでスマホを出して操作しようと目を画面に落として3秒後くらいでしょうか。
ちゃぷちゃぷという水音がしました。
ギョッとしてとっさにチルたんを引き寄せ、「なにしてんのっ!?」と見たら口から胸元に垂れる雫が見えて。
その後ろに屋外用の灰皿が設置されていたことに初めて気付きました。円筒形の、最上部が平たいお皿状になっていて、まんなかに穴が開いていて、下に吸い殻を受ける水入れが付いているタイプです。
高さはちょうどチルたんの口が余裕で届くくらい。そしてその側面にも水滴が垂れていました。
立ち止まったのは、喫煙所でもある休憩所だったのです。
チルたんにとびつき口をこじ開けて中をのぞくと、ツンとヤニ臭いニオイ。総毛立つとはこのことでしょうか。ゾッとして、嫌がるのを押さえつけて口の中をさらに見ましたが、形のあるものはなにもなし。時間的にも性格的にも状況的にも吸い殻などの固形物を丸呑みにしたとは思えない。けど、ヤニ臭い。雫が垂れていたのだから、なにか飲んだ?
どのくらいなにを飲んだか?頭の中がぐるぐるしましたが、お散歩バッグの中に入れてあるお水ボトル(道端でチッコした時の洗い流し用)をつかみ出して、嫌がるチルたんの口の中に噴射しまくり、とりあえずニオイがしない程度まで洗い流しました。
吐かせる?胃洗浄?どちらにせよ素人では無理です。その場でかかりつけ病院に電話で連絡を取り、速攻で急行しましたが、それでも病院の診察室に入れたのは灰皿のそばで気づいてから30分後くらい。
先に電話で説明してあったので、病院でも診察室が空いた途端に順番とばして診てくれました。
担当の先生に状況説明をしたところ「もし深刻な量のニコチン摂取していたら、もう症状出てきてるはずなので」だから深刻な量ではないと思う、多分微量で済んだのではないかと言われました。
吸い殻を食べたのなら催吐させてすこしでも吸収抑止をはかるところだけど、摂取したのが水分だけだということなら吐かせてもおそらくあまり意味がない。
それより、吸収された場合の症状緩和と代謝の促進のために皮下点滴で水分を補ってやり(経口での摂取だと、消化管の中で先に進むのが早まり、吸収も早まる可能性があるのでできるだけ今は飲ませたくないとのこと)、さらに吸着剤を使ってできるだけ吸収抑止をはかる、という方法をとることにしました。状況的に、灰皿の真ん中の穴から下の吸い殻の煮出し汁のようなものを舐めたというより、灰皿面にたまっていた微量な水分(灰皿掃除の時に流した水かなにか?と少量の灰の混じったもの?)を舐めたのではないか、と。
ヤニのニオイがしたのは間違いないので、少量口にしたのは確かだろうけれど、チルたんくらいの体格の子であれば無症状で済むかもしれない、とのことでした。
幸い、錠剤の吸着剤(活性炭)をチルたんはおやつと思い込んでほとんど自主的に食べてくれ、残りは強制投与で飲ませることができました。
閉院時刻まで病院の駐車場でそのまま待機して急変に備えましたが、当のチルたんはへっちゃらな顔。吐き気も下痢も体の震えも、つまり中毒症状はなにも出ず、無事に帰宅できました。
病院の先生からは「大体、摂取から4時間経過して無症状なら、普通に生活して大丈夫です。それまでは絶食絶水で経過を観察してください」と言われていたので、夜の10時過ぎまでお水もご飯もなしで様子見しましたが、これも難なくパス。
チルたん自身は、なんとしてもご飯が食べたいとひたすら母ちゃんに直訴しまくりの元気いっぱい。
一つ間違えば命を落としかねなかったことでしたが、なんとかギリギリセーフで切り抜けられたようでした。
それにしても、いくら夕暮れ時で周りが見えにくくなっていたとはいえ、灰皿があるのに気づかないとか、母ちゃんがつくづく不注意でした…。
普段チルたんを待機させる時には地面をざっとチェックして、吸い殻はもちろん犬のフンやら木切れやら石ころやらゴミやら、間違って口にしそうなものがないかどうかは必ず見ているのに。そんなの、もう習い性になるくらいやってるのに。なぜ気づかなかったかなぁ。
というか、屋外用の灰皿の天面に余裕で口が届く(というか、顎をのせてもたれることができる)体高なんだよね。今までの二頭ちゃんでは警戒したことのないことが、チルたんには普通に悪気なくできてしまう。それだって、わかっていたはずのことなのに。
そして、いくら普段はお利口さんで手がかからない子だと言っても、やっぱりチルたんはまだ1歳半にもならないパピっ子レトリバーなんだということです。
なまじっか落ち着きがあってお利口さんなので、月齢相応のいたずらをするということがあり得るんだと今更思い知った気がします。
不幸中の幸い、高すぎる授業料を払う羽目にはならなくて済んだので、今後はもっと注意してあげたいと思います(´・_・`)
つくづく、母ちゃん猛省です。とりあえずチルたんに大きなダメージがなくて本当に良かった。
報せを聞いて急ぎ帰ってきてくれた父ちゃんと、反省会をしながらの夕食タイムでした(´・_・`)
一晩過ぎてもチルたんは元気。
お昼頃に、活性炭混じりの黒いウンチはしましたが、目に見える影響はそれだけでした。
お天気が良くなったので、相模っ子なら相模川水系にも慣れなくちゃとお試し川岸に連れて行きましたが、ここでもちゃんとお利口さんでモデルをしてくれました。
小倉橋の優美なアーチを背景に。
暑くなるかもと思って日除けTシャツを着せて行きましたがそれでも足りず、初濡れTシャツ装備になりました。
でも、このポイントでは津久井湖下流だけに水質がイマイチでちょっと泳がせるには向かない感じ(⌒-⌒; )
もうちょっと上流か道志川くらいまで行かないとダメかなぁ、やっぱり。
ここからさらに下流にあるキャンプ場には、昔は泳げるプールみたいなポイントがあったんだけどね。そこも流れが変わって台風とかで埋まっちゃって、使えなくなっちゃったんだよね。
(考えてみれば、下流なんだから水質はこことどっこいなのは推して知るべしなんだけど(⌒-⌒; ))
by aaqua-pinkk
| 2016-03-17 17:10
| イヌゴト
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